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予約受付中!11月7日【沖縄 うりずんの雨】

 

土曜シネマⅢ ドキュメンタリー・ナウ《沖縄は問いかける》

[日  時]  11月7日(土曜日) 10:00/14:00/18:00

[会  場]  まちなかぶんか小屋

[チケット代] (前売券)1,000円・(会員)800円(当日券1200円)

[チケット取扱]まちなかぶんか小屋、旭川市民劇場、こども富貴堂

市民文化会館、ジュンク堂書店旭川店

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「沖縄うりずんの雨」は「映画 日本国憲法」や「老人と海」などの作品で知られるアメリカ人監督ジャン・ユンカーマンの最新作で、沖縄の差別と抑圧の歴史を描いたドキュメンタリー作品です。「うりずん」とは、草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月ぐらいまでの時期を指す言葉。このうりずんの季節に起きたのが沖縄地上戦でした。

本作品は、第1部「沖縄戦」、第2部「占領」、第3部「陵辱」、第4部「明日へ」の4部から構成されています。米軍による沖縄戦の記録映像、日米元軍人や沖縄住民のインタビューから沖縄戦を描いた第1部。「戦利品」として扱われる沖縄のなかで揺れ動く沖縄住民の心情を映し出す第2部。第3部ではチビチリガマで起きた集団自決の証言や米軍基地の存在によって引き起こされる性暴力の問題を取り上げています。第4部では、米軍基地に抵抗する人々の姿を追いながら、これからの沖縄について考えます。日米双方の視線を交えながら描くことで、構造的な沖縄の姿が立ち上がってくる作品となっています。

ジャン・ユンカーマン監督は「監督の言葉」の中で「4人に1人が亡くなった沖縄の人々にとって、沖縄戦は今も続いているのです。」「沖縄を『戦利品』としての運命から解放する責任を負っているのは沖縄の人々ではありません。アメリカの市民、そして日本の市民です。その責任をどう負っていくのか、問われているのは私たちなのです」と語っています。

沖縄戦から70年。平和と何かを問われている今、会場に足を運んで頂ければ幸いです。